2020年を振り返って2021年を考える! 素敵なシーンウォッチング FILE39
今年2020年は、いつどこで崩落が起こるかもしれないトンネルを一歩一歩と進み、未だ出口が見つかっていないラビリンスの様な一年だったような気がします。人類はこれまでも数々の試練を乗り越えてきました。そしてその都度、英知を駆使して新世界を作り、新しい環境に順応してきました。さて、今年の終わりにそんな転換期がまたやってきたというお話です。
僕はそれほど占いを信じたりしませんが、偶然テレビや雑誌で今日のあなたの運勢とか見る機会があると、ツイテル日ですと言われると何気に今日はいい日だ!とかすかな喜びを感じたり、運勢最悪といわれると凹むまでは行きませんが、悪い予感が頭をよぎったりしてしまいます。けれど、1分もすればよいと言われたことも悪いと言われたこともケロリと忘れているので、故に占いなどはあまり信じていないタイプになるようですが、そんな僕でも最近あちこちで聞く‟風の時代“になったという話題が気になりました!
それは占星術の話なのですが、2020年12月22日から風の時代に突入したそうです。どういう事かと要約しますと、地球ではだいたい240年ごとに時代の節目を迎えていて、1802年から繰り返されてきた地の星座のグレート・コンジャンクションが、ついに次の風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)に移行するのが2020年12月22日だったそうです。正直、僕はよく理解していませんが、占星術に詳しい人なら「そうだよ」と軽く答えるくらいに当たり前のことらしいです。
前回の時代の節目は、1782年から1802年(火の星座から地の星座へ移行)で、ちょうどアメリカ独立戦争が終わってワシントンが初代大統領になったり、ヨーロッパではフランス革命が起こった時期で、この時期を境にして世界の中心がヨーロッパから新世界へと移行し封建制度の崩壊が起こり、それまでとは全く別の価値観や社会制度が世界的に広まり始めました。このような大きな時代の変化が、今まさに起こっているということなんですね。 今までの時代は地の時代で、物質、お金、経済、所有する、安定、組織、年功序列という言葉が示す社会でした。これからの風の時代は、コミュニケーション、情報、知性、ネットワーク、調和、自由、個人、平等という言葉が示す、所有することからみんなでシェアする方向を持った時代になるそうです。
風の時代、今まで目に見えて価値のあったものから、見えないものに価値が移行していきます。占星術の本には、「特に春分以降、今まで固まっていた動かないものが動き出したりするかもしれません。社会的な動きのみならず、その時期に自分自身のブレイクスルーも起こりそうです。もし、何か新しいことを始めるなら、流れが変わっていく春分以降がオススメです」と書かれていました。
シンプルに言うと、目に見えるものよりも目に見えないエネルギーがより重要な時代になっていくのです。この「ラジオで見る静岡」を通じて感じたことは、ロケを通じて知らない場所に赴き、はじめてお目にかかる人たちと出会う喜び、それこそが僕たちのかけがえのない宝物なのです。
2020年色々ありました。また2021年もいろいろあるでしょう!しかし、それはいつの世も同じことで、毎年毎年、同じ年などないのです。一年一年を積み重ねて、今があり明日があります。だからこそ、一日一日を大切に!という言葉が、胸に刺さります!
2020年「ラジオで見る静岡」を読んで見て聴いてくださった方々、ありがとうございました!2021年も僕たち三人は、静岡を探索し続けますので、どうぞよろしくお願いいたします!
素敵なシーン・ウォッチャー 1号 田中 徹
2号 佐伯 進
3号 樋口 直孝