さよなら静岡、また来る日まで!素敵なシーンウォッチング最終回130
想い起こせば今から3年前。Kmix(のちに退社)のプロデューサーとの出会いにより、4月から映像メディアをミックスした新番組を立ち上げようと様々な企画を話し合っていた事がスタートでした。しかし、それからしばらくして新年を迎えると状況は一変します。中国・武漢から発生した未知のウィルス(のちにCOVID19と名づけられる)が、世界のあちこちでパンデミックを引き起こします。今も続く新型コロナウィルスによって世界中が地獄に陥れられたのです。
新番組の企画は新型コロナウィルスの影響により一旦、棚上げとなります。しかしプロデューサーの計らいにより、せめてコーナー企画で何か新しいことは出来ないかと相談があり、立ち上げた企画が‟ラジオで見る静岡”なのです。既存の番組に、訳の分からないコーナーを、無理矢理押し付けられたディレクターはさぞかし迷惑だったでしょう!この場を借りてお詫び申し上げ候。
さて、‟素敵なシーンウォッチング”という企画の骨子は、ラジオという音声メディアでは伝えきれない地元・静岡の魅力ある情報を、新たな切り口でリスナーに伝えるというものでした。スタジオから発せられた情報だけでなく、繰り返しいつでもその情報にアクセスでき、アーカイブにもなる。またコロナ禍ということもあり、なるべく人と接しなく屋外ロケで完結する取材方法と言うことで、選ばれたメディアはWebのHPとYouTubeでした。
2020年4月にスタートし、最終回となります今回で130回。新型コロナウィルスのパンデミックから始まり、今やっと収束のムードが漂い始めた頃に最終回を迎えるというのは、些か腑に落ちないという方もいらっしゃるかもしれませんが、このコーナーが終わる理由は、どれだけ言葉や写真や動画で素晴らしさを伝えても限界があることを知ったからです。その積み残しの量が溜まり過ぎました!
そしてもうひとつ、静岡の素敵なシーンはまだまだたくさんあります。しかし、それはシーンウォッチャーズが考える素敵なシーンであり、番組を楽しみに聴いていただいているリスナーの方が感動したり、行ってみたくなるような場所とズレてきているのではということを感じる様になったからです。
始まりがあれば終わりが必ず来ます。何事もそうですが、中途半端にズルズルやり続けているとろくなことはありません。ここできっぱりスジを通してケジメをつけようとシーンウォッチャーズは初心に返り考えました。
その答えが、素敵なシーンは静岡だけでなく、日本全国、いや世界に星の数ほどある!コロナ感染も落ち着き出した今、より広い、そしてまだ見ぬ世界へ進んで行こう!そう考えました!!
2年半が長いか短いかはさておき、130回という静岡の素敵なシーン探しにお付き合いくださってありがとうございました。またどこかでお耳にかかることがあれば幸いです。
これからは‟地球の果てまで素敵なシーンウォッチング”(どこかで聴いた様なフレーズ?)で励みまーす!!