素敵なシーンウォッチング FILE11 〜お茶の可能性〜

今回の「ラジオで見る静岡」は、お茶3シーリーズの第3弾。「お茶の可能性」をお送りします。

今回の素敵なシーンは、伝統を守りながら新しいお茶のスタイルを提案するカネジュウ農園株式会社さん。お話を伺ったのは、お茶の可能性を追求し、牧之原のお茶農園にフレッシュな風を取り込む試みを行われている代表取締役の渡辺知泰さん。大学卒業後、カリフォルニアでワイン製造・販売に携わり、その経験を生かして牧之原茶の新たなアプローチを始められています。

そのひとつが、カフェ激戦区の表参道にお茶専門店「カネ十農園 表参道」を展開。お茶をスィーツとコラボした手法で、流行に敏感な若者の生活スタイルにも自然に入り込ませ、またパッケージ・デザインなどにも拘り、これまでのお茶の概念を一新する一味違ったお茶の世界観を提案されています。

カネ十農園は、静岡県牧之原市で1888年創業の茶農園。取材させていただいた茶畑は、牧之原台地の中でも昼夜の温度差がある高地の斜頸に広がるお茶畑で、上質な茶葉が育成され、渡辺さんが目指すお茶が持つ新たな可能性の追及に一役買っています。

100年以上に渡る経験を活かして作り上げたカネ十農園のこだわりの逸品は、伝統を大切にしながらも未来を見つめてお茶のアイデンティティーを追求していく。渡辺さんのお茶についてのこだわりを伺っていると、日常、当たり前の様に呑んでいるお茶が、牧之原台地から眺める駿河湾の様に力強い広がりを感じさせてくれました!

今回取材をさせて頂いたカネ十農園 渡辺様
牧之原の特産「深蒸し茶」
デザインでも革新的なカネ十農園の商品
東京・表参道のカネ十カフェ
特別な茶畑で大切に育てられた茶葉
お茶の摘み取りの季節はお茶の妖精「チャーフィン」も元気一杯!
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