DESSERT MUSIC #50

「Be My Baby」Vanessa Paradis ( 3/15オンエア)

今回、デザート・ミュージックに選んだ理由は、単純にチョコレート、イコール甘いというキーワードですが、もう一つ、映画‟チャーリーとチョコレート工場“のチョコレート工場の工場主ウィリー・ウォンカ役がジョニー・デップだったことから、彼の奥さんだったヴェネッサ・パラディを選びました。現在は離婚していて、もちろん、この曲の歌詞の様にあまーい状況ではありませんが、この曲を聴くとデビュー当時のコケティッシュでキュートな彼女のイメージが浮かび上がります。

―私のべイビー
あなたが他の人と歩いているのを見たわ

あなたには私だけだと思っていたのに
あなたはそうだと言えるかしら
何も見えないし何も分からないの
この愛はこんなはずじゃないわ
あなたは私を裏切らないと信じていたのに

あなたが出て行くとき
私の願いは一つだけ
私のものでいて
確認したいの
この先ずっと
私のものでいてくれること

愛は花のように育っていくものよ
あなたがいないと
ますます好きになるの
教えてあげるわ
一対一でなければいけないの
もてあそばないで
あなたを自由にするわ

私の愛はあなたのものよ
私の愛は忠実よ
ずっとあなたのもの
私を愛して欲しいの

この「Be My Baby」は、彼女のサードアルバム『Vanessa Paradis』の4曲目に収録されていて、ヴァネッサのアルバムとしては初めて、英語詞のみで歌われたアルバムです。プロデュースは当時、新進気鋭のギタリストと呼ばれたレニー・クラヴィッツで、彼のバンド・メンバーも参加して制作されました。

今回選んだデザート・ミュージック「ビー・マイ・ベイビー」は、アルバムからシングル・カットされ、本国フランスで5位、イギリスでも6位の大ヒットとなったナンバーです。