素敵なシーンウォッチング FILE13 〜美しき紫陽花たち〜

今回の「ラジオで見る静岡」は、 牧之原市 の紫陽花をお送りします。

紫陽花は6月から7月にかけて、梅雨の時期に青やピンク、白など様々な色の花が咲き誇ります。雨の季節を彩る紫陽花は、日本全国に名所があり、地域地域で様々な種類の違った花を咲かせてくれます。紫陽花はアジサイ属の落葉低木の一種で、広義には「アジサイ」の名はアジサイ属植物の一部の総称でもあると書かれています。また狭義には品種の一つ H. macrophylla f. macrophylla の和名であり、他との区別のためこれがホンアジサイと呼ばれることもあるそうです。

難しい学術的なことはさておき、夏の入口のじめじめした湿度の高い不快指数が上昇する時期に、紫陽花の花は私たちのテンションを下がらないように気遣ってくれているようで、その優しさが見るものを穏やかにしてくれます。

今回、見事な紫陽花をシューティングさせてもらったのは、 牧之原市 にある大鐘家と秋葉公園です。梅雨の時期だからこそ色を濃くした紫陽花たちの競演をお楽しみください!

秋葉公園は、秋葉山の山頂に火伏せの神を祀る秋葉神社の参道沿いにあり、斜面一帯に見渡す限りの紫陽花が咲き誇っています。毎年5月下旬から7月上旬にかけて色とりどりの花を咲かせます。山腹一面に8種類・約4,000株の紫陽花が植えられている光景はなかなの迫力で、インスタ映え間違いなしのスポットでもあります。

大鐘家は、季節ごとに色々な見どころを持った庭園がある国定重要文化財の花庄屋です。大鐘家の当主、大鐘家七代目「大鐘藤八郎貞綱」は、戦国武将「柴田勝家」の城家老でした。貞綱は1597年(慶長2年)に、越前(福井県)丸岡より遠州相良に移り住み、江戸時代、鐘家は旗本三千石の格式を持ち、やがて大庄屋となり大鐘屋館を築きました。今回取材させていただいた長屋門と母屋は約300年前の建築物で、国定重要文化財に指定されています。約一万坪の敷地内の庭園には、35種類約1万2千株の紫陽花の花が咲き、アジサイ祭りが開催されます。

雲が低く垂れ込み、ひそかに降る五月雨が心を濡らす時でも、静かに見守ってくれる紫陽花たちがいれば、小さな勇気が芽生える気がしました。

大鐘家
開園時間 9:00~16:00
所在地 牧之原市片浜1032
お問合せ先 0548-52-4277 (大鐘家)
ホームページ http://www3.tokai.or.jp/oganeke/

秋葉公園の一面の紫陽花
撮影当日は雨が上がったばかりで花が生き生きしています
大鐘家の紫陽花
庭園の丘からは牧之原が一望できます
大鐘家の建物は当時のままを残していました

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