DESSERT MUSIC #27
ニール・ヤングの数ある曲の中で、僕が一番好きな曲が「ハート・オブ・ゴールド」です。ヤングの代表曲、1972年リリースのアルバム「ハーヴェスト」に収録されたナンバー。ハーヴェストとは収穫という意味で、そういったことも影響してか、秋になったらJD・サウザーの「ナチュラル・ヒストリー」と共にターンテーブル(LPでも聴くので)に上るアルバムなのです。
ニール・ヤングの数ある曲の中で、僕が一番好きな曲が「ハート・オブ・ゴールド」です。ヤングの代表曲、1972年リリースのアルバム「ハーヴェスト」に収録されたナンバー。ハーヴェストとは収穫という意味で、そういったことも影響してか、秋になったらJD・サウザーの「ナチュラル・ヒストリー」と共にターンテーブル(LPでも聴くので)に上るアルバムなのです。
戦争が終わって75年が経った今でも、零式艦上戦闘機、通称ゼロ戦を見ると心が騒ぐのは僕だけではないでしょう。小学生の頃、プラモデルでゼロ戦やドイツ軍の戦車を組み立てて、友達と競い合った頃のことを今でも思い出します。
僕が高校生の頃、エリック・クラプトンのソロ名義で最初に買ったアルバムは、1974年にリリースされた「461オーシャン・ブールヴァード」でした。それから10年程が過ぎて音楽ライターとして生計を立てるようになって、あらためてこのアルバムの評価を様々な音楽誌で知ることとなった時に、とても気になる形容詞に出会ったのです。翌75年リリースの「安息の地を求めて」76年「ノー・リーズン・トゥ・クライ」と共に「ダウン・トゥ・アースなアルバム」という表現が使われていました。
今年の最高気温41.1度を浜松市内で記録した日、僕たちは素敵なシーンの取材で、浜名湖に面した舘山寺にいました。クーラーの効いた車から車外に出ると、アスファルトから立ち昇る熱の反射で生き苦しくなるくらいの体感温度。40度は優に超えているはずで、今までにそう体験したことがない‟やばい暑さ“が感じられました!しかし、時間が限られているこのロケで、暑いからと言って取材放棄はありえません。意を決っして舘山寺の参道階段を登って行ったのです!
今回のデザート・ミュージックは、先週のレイナード・スキナードに続きサザンロックの雄 “マーシャル タッカー バンド“の「テイク ザ ハイウェイ」。
今回の「ラジオで見る静岡」は先週に続き浜名湖に注目!
かんざんじロープウェイでは、湖の真ん中から360°のパノラマの絶景をお届けしましたが、その南の端、太平洋との接点に浮かぶ大きな橋「浜名大橋」の大きな魅力をお伝えします。
「スウィート・ホーム・アラバマ」は、1974年リリースのレイナード・スキナードの2ndアルバム『セカンド・ヘルピング』の収録曲です。レイナード・スキナードは、フロリダ出身のバンドで圧倒的なライヴ・パフォーマンスとカントリー、ブルース、ソウル、ブリティッシュロックを融合させた今で言うミクスチャー・ロックの元祖であり、当時オールマン・ブラザーズ・バンドと人気を二分したことでサザン・ロックというジャンルに加えられた経緯もあります。どちらのバンドもレイシズムが激しいアメリカ南部のアラバマ州に縁が深く、マッスルショールズのフェイム・スタジオに関連しています。
「ラジオで見る静岡」のロケは、大体というかほとんどというか99%、山は歩いて登るというのが至極当然となっていますが、今回は番組始まって以来の優雅でイージーで、それでいて絶景であるという信じがたい恵まれたロケでした。
今回のデザート・ミュージックは、2006年のデビュー・アルバム『Undiscovered』がUKのアルバム・チャートで見事No.1を獲得し、当時シンガー・ソングライターとして注目を集めたイギリス出身のジェイムス・モリソンの「ワンダフル・ワールド」。
素敵なシーンの取材は、横に長い静岡県の津々浦々を車で決められた日程で走りまくることから、体力的にかなり疲れます。特に夏は道も渋滞し、猛暑に新型コロナの影響でかなり気を使った取材で疲労困憊です。しかし、今回は駿河湾フェリーで船旅を味わうことができ、加えて西伊豆松崎町雲見温泉に一泊したことで、一気に体力回復となったのです!