DESSERT MUSIC #36

ネヴィル・ブラザーズの代表アルバムと言える1989年にリリースされたアルバム『イエロー・ムーン』は、ニューオーリンズが見せるスワンプ、ケイジャン、R&B、ファンクなどの音楽のエッセンスを巧みに入れ込んだ秀逸な傑作アルバムで、そのタイトル・チューンが「イエロー・ムーン」

DESSERT MUSIC #35

音楽を人はどうして聴く、いや聴きたくなるのでしょうか?シンプルに言えば、気持ちよくなりたいから、もしくは癒されたいと思う時に音楽の存在が浮かび上がってくるのです。音楽の発展には宗教の存在も見逃せません。讃美歌などのアンセムと共にチャントがあり、様々なスタイルで経典が後世に伝えられてきました。

DESSERT MUSIC #34

1970年代のアメリカを代表するヒット曲「ホテルカリフォルニア」。その歌詞にあるこの歌の重要なポイント、♪「僕のワインを持ってきて」と頼んだら、彼は「私どもでは1969年以来スピリットは在庫しておりません」と言いました♪
この「1969年からスピリット(魂)は在庫しておりません(失っている)」と訳される当時のアメリカの様を的確に表現したワンフレーズは、この曲が発売される1976年ティーンエイジャーだった僕には難し過ぎてピンと来なかったのですが、それから何年かが過ぎて僕自身が大人になったと感じた時に、このフレーズの意味がやっと理解できたのでした。それは、この歌詞で語られるアメリカについてのことでなく、スピリッツ、要は魂を自身が持っているか否かという僕自身のスタンスについてのことであり、時代や周りに流されていた日々から脱出できるか出来ないかという、生き方、生き様を問われている歌なのだと気が付いた時でした。

DESSERT MUSIC #33

見るものすべてに興味を示す、名前どおりの旺盛な好奇心を持った知りたがり屋の可愛い子ザル、ジョージが、主人公のテッドを追ってアフリカから大都会ニューヨークへ~世界14か国で翻訳され、合計2500万部の発行部数を誇る児童書、「キュリアス・ジョージ」が映画化され、サントラをジャック・ジョンソンが担当。♪新しい日がくる度に、生まれ変わった気分さ~世界はまわり続けているんだ、無駄な時間はないよ♪と歌うオープニング曲が「アップ・サイド・ダウン」。透明感のあるジャック・ジョンソンのヴォーカルがワクワクさせるような雰囲気を醸し出し、旅に出たくなる気分にさせてくれます。

DESSERT MUSIC #32

当時、この曲がラジオから流れている時に、この楽曲がレゲエ・ミュージックなのか、それともレゲエっぽく仕上げられたポップ・ナンバーなのかという話をパーソナリティーが熱く語っていたことを今でも時々想い出します。それは、音楽雑誌の記事を読みふける高校生だった僕のヒーロー、エリック・クラプトンの「アイ・ショット・ザ・シェリフ」のオリジナル曲がボブ・マーリーの曲だったことで、この話に俄然興味が湧いたからです。

DESSERT MUSIC #31

遠州七不思議の波小僧から連想したのは、ハワイの伝説のサーファー、エディ・アイカウ。1946年5月4日、本名エドワード・ライアン・アイカウは、5人兄弟の次男としてハワイのマウイ島で誕生しました。23歳の時に高い身体能力を買われ、エディは弟のクラウドと共に初代ワイメアベイのライフガードとして働き出します。

DESSERT MUSIC #30

カーラ・ボノフは、何よりもその声が良いのです。知的でありながら大衆的な好感度がある、正しくポピュラーなシンガーであり、ソングライターなのです。1979年に発売された彼女のセカンド・アルバム「レストレス・ナイト」(邦題:ささやく夜)は、ダニー・コーチマー、デヴィッド・リンドレー、エド・ブラック、ジェイムス・テイラー、J.D.サウザー、ドン・ヘンリー、アンドリュー・ゴールドらが参加したAOR時代の最高傑作のひとつだと言っても過言でないアルバムです。

DESSERT MUSIC #29

「リトル・ウィング」は、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスが1967年に発表したセカンド・アルバム『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』に収録されたスローテンポのアルペジオで始まるメロディアスなギター・フレーズが印象的な楽曲で、フィードバックしたエフェクトがかけられたヘンドリックスの歌声に鉄琴の一種のグロッケンシュピールの音色が絡む雄大な幻想的バラード。すでにドラック・カルチャーに影響受けていたであろうヘンドリックスが、守護神や理想の女性を想い浮かべて歌詞は書かれています。

DESSERT MUSIC #28

ギタリストとして、スタジオ・ワークを数多くこなしてきたキューバ出身のサンディ・トレノと、マイアミを中心にクラブ周りをしていたヴォーカリスト、ハワード・ジョンソンの二人組デュオ、ナイトフライトが1981年に発表した2枚目のアルバム『ナイトフライトⅡ』の一曲目。この曲を多くの人が知ることになるのは、この曲がスマップの「がんばりましょう」の元ネタとしてラジオ・オンエアーされたことで再燃しました。

DESSERT MUSIC #27

ニール・ヤングの数ある曲の中で、僕が一番好きな曲が「ハート・オブ・ゴールド」です。ヤングの代表曲、1972年リリースのアルバム「ハーヴェスト」に収録されたナンバー。ハーヴェストとは収穫という意味で、そういったことも影響してか、秋になったらJD・サウザーの「ナチュラル・ヒストリー」と共にターンテーブル(LPでも聴くので)に上るアルバムなのです。