DESSERT MUSIC #52

南に向いたラナイで、海を見ながら潮風に吹かれビールを飲む瞬間は何物にも代えがたい至福の時です。ハワイで飲むビールは最高に美味しいです。それは、年間平均気温が18℃で湿度も高くないハワイの気候がビールを飲むのに最適だからですが、ハワイはそれだけでなく何をするにも心地よい場所だからです。加えてハワイには人をゆったりさせる様々な要素が至る所にあり、開放的で優しさを感じさせてくれる島の気質がハワイアン・カルチャーの様々な面で見受けられるから、尚更ハワイで飲むビールは最高なのです。

DESSERT MUSIC #51

10代でスペンサー・デイヴィス・グループのヴォーカリストとしてデビューしたスティーヴ・ウィンウッドは、‟栴檀は双葉より芳しい“という言葉がぴったりの優れたシンガー&マルチプレイヤーです。ブラック・ミュージックに影響を受けたR&B感覚に溢れた彼のヴォーカルは、10代のイギリス人のものとはとても思えないほどディープでホットでした。

DESSERT MUSIC #50

チョコレートの甘い誘惑は、疲れている時ほど断れない魔力が潜んでいます。一口でも味わってしまうと後は流されるままに、お腹がいっぱいになるまで食べ続けてしまうほど危険な食べ物です。そんな魔性の食べ物と同じくらいに一度聴くと忘れられなくなる声があります。スイート・ヴォイスなどと呼ばれる甘い声で、そこには食べ物とは違う、より危険な罠が潜んでいます。それはチョコレートと違って、どれだけ欲しても決してお腹いっぱいにはならないからです。

DESSERT MUSIC #49

2021年3月3日にこの原稿を書いています。そうです、今日はお雛祭り。コロナ禍でイベントは軒並み自粛となっているので、バーチャル雛祭りになったんだろうなーと残念な気持ちにさせられます。

DESSERT MUSIC #48

全米アルバム・チャートで15週連続1位を獲得、その後も302週連続でトップ100に留まるロングセラーとなり、グラミー賞でも4部門制覇、現在まで約2200万枚を売り上げた1971年の2ndアルバム『つづれおり』( Tapestry )に続いてリリースされたのが、この「スウィート・シーズンズ」が収録された3rdアルバム『ミュージック』。当時キャロル・キングは妊娠中で、『つづれおり』の大成功でつかんだ名声、加えて私生活の充実、人生最良の時間と言っても過言でない日々がこのアルバムを輝かせています。

DESSERT MUSIC #47

ローリング・ストーンズのサビのフレーズに♪I said I know it’s only rock ‘n roll but I like it~俺は言った、たかがロックン・ロール、でも好きなんだ!♪と言う、いかしたフレーズがあります。言わずと知れた世界規模で人気のあるグループの曲という事だけでなく、当時、ミュージシャンを目指す若者に多大な影響を与えたフレーズとしても有名です。

DESSERT MUSIC #46

1965年に出版されたフランク・ハーバートのSF大河小説『デューン』を映像化した『デューン/砂の惑星』(Dune)は、僕の好きな映画の一つです。というより個人的に奇才・デビッド・リンチの作品のほとんど·が好きなのですが、特にこの映画には興味がそそられました。

DESSERT MUSIC #45

半ドンの土曜日は急いで家に帰り、テレビで吉本新喜劇を見ることが小学生の頃の週末の楽しみでした。そのおかげで、今は立派な大阪人気質が宿る口うるさいおっさんに成ることが出来ました。しかしその後、僕のお笑いのベクトルは吉本ではなく、地元の先輩から貸してもらったアメリカのコメディ映画に移ります。その映画こそ僕のお笑いの原点であり、メキシコ好きになるきかっけだったような気がします。その映画とは「サボテンブラザーズ」。
馬鹿馬鹿しいこのコメディ映画が好きになったのは、3人の主人公たちがとことん暗くないからで、ラテンとは明るい人生のことなんだとも思えたことがきっかけです。

DESSERT MUSIC #44

人は美しいものや魅力あるものに惹かれます。特に普遍的な存在には、心奪われる力が宿されています。そんな力を利用したのが、絵画であり写真でありテレビです。しかし現代社会においては、そのビジュアルの持つ魅力の使い方に難があるように感じる事が少なくありません。

DESSERT MUSIC #43

“歌は世につれ、世は歌につれ”なんていう諺がありますが、要は、‟歌は世の成り行きにつれて変化し、世のありさまも歌の流行に影響される“ということです。しかし、最近はどうも歌が世の中に与えている影響は少ない様な気がします。それは、歌自体の置かれている環境の変化にあるのかもしれません。以前は、世の中でヒットしている音楽は誰もが口ずさめるくらいに広く知られていました。レコード大賞やNHK紅白に登場する歌手は、誰もが知っていましたし、皆が口ずさめる歌でした。