素敵なシーンウォッチング FILE10 〜製茶とお茶娘〜

今回の「ラジオで見る静岡」は、お茶3シリーズの第2弾、相良のお茶娘をお送りします。日本の伝統的飲み物、お茶。平安初期(815年)の『日本後記』には、「嵯峨天皇に大僧都(だいそうず)永忠が近江の梵釈寺において茶を煎じて奉った」と記述されているほど、その歴史は古く、その伝統は現代にも受け継がれています。お茶は、日本が中国の進んだ制度や文化を学び、取り入れようとしていた奈良・平安時代に、遣唐使や留学僧によってもたらされたと推定されています。

この牧之原台地のお茶は、温暖な気候と長い日照時間が良質なお茶の栽培に適しているため、茶葉が分厚く成長するという特徴があります。このお茶の特徴を生かした製法が「深蒸し茶」です。茶葉が分厚いため、刈り取った茶葉を製茶する行程にある「蒸し」の時間を普通の煎茶より2~3倍長くすることで、通常の煎茶に比べてコクや旨みが十分に引き出されています。通常の蒸し時間で製茶すると、コクと旨みはあるものの苦渋味が残るお茶になってしまいます。そこで蒸し時間を長くすることによって、苦渋味を緩和させ味わい深いお茶ができあがったのだそうです。

今回の素敵なシーンは、相良の町の中心部で心温まる牧之原のお茶のような“まろやかな”接客をしていただいた茶娘さんたちの心意気。そしてロケでお邪魔した店舗の半端ない“侘び寂び”の世界。300年前の江戸時代、創業、正徳5年、(1715年)から静岡県牧之原南部の相良村にて創業を成し、現在もお茶の事業に力を注ぎ、牧之原のお茶、そして日本のお茶業界の発展に尽力されている相良物産株式会社の居住建屋(田沼意次が天明7年(1787年)に失脚して相良城が取り壊しになった折、書院二間を移築し改装を重ねて現在につながる由緒正しき建物)が舞台となりました。

お茶のアドバイザーとして店頭で接客もされる二人のお茶娘さん、心温まるおもてなし、ありがとうございました!

今回取材をさせて頂いた相良物産様
色とりどりの商品は棚に並ぶ
お茶をイメージした緑が目に染みる
美味しいお茶とお菓子をいただきました
お茶娘のおもてなし

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