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月・火曜日はユーコ・タケダ
水・木曜日は新井翔
年齢も性別も価値観も違う2人がお届けします!性別も年齢も生活スタイルも価値観も違う2人がタッグを組んで、静岡・日本だけでなく、世界を視野に、気になる時事ネタや話題について、多様な価値観の中で考え、学ぶ番組。あなたの視点は何ですか?
「ラジオで見る静岡」は、 「ダブルアイズ」の1コーナー(毎週月曜14:30〜)
素敵なシーンウオッチャーの佐伯進がお送りします!

   
               
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太陽の誕生が美しい、秋葉山本宮秋葉神社上社
素敵なシーンウォッチング ファイル43

朝起きて朝日を浴びると、何処からともなく元気が湧いてきます。それは、闇夜の世界の負を打ち消すパワーが朝日にはあるからでしょう。今回の素敵なシーンは、静岡最強のパワースポットで最高の日の出と出会いました!
正直、昨年から気が晴れることがありません。それは体調がすぐれないとかラッキーなことがないとか、はたまた厄年とかじゃなくて、すべては新型コロナ・ウィルスが引き起こしている世界規模のウィルスとの戦争の為です。この戦いに世界中でどれだけの人々が人生を狂わせられているのか、計り知れないものがあります。しかし、こんな時代だからと嘆いてばかりいては始まりません。今一番大切なことは、気持ちをしっかり持って前を向くことだと思います。そんな気持ちを生みだし育んでくれる場所に行ってきました。
秋葉山本宮秋葉神社上社。浜松市天竜区春野町領家の赤石山脈の南端に位置する標高866mの霊山・秋葉山の山頂にある全国の秋葉神社の総本宮で、南東麓には秋葉山本宮秋葉神社下社があります。
朝日を拝むために、拠点としている牧之原・相良を午前3時半に出発しておよそ2時間。天竜川を遡り途中から支流となる気田川沿いを進んでいくと、下社に続く塩の道と言われる秋葉街道になります。この秋葉街道は、古くは遠信古道と呼ばれ、相良から遠山地方を経て諏訪湖に続いている街道で、戦国時代には地蔵峠で秋葉街道と杖突街道とがつながっていた関係から、武田信玄は信州攻略の際、この道を棒道(軍用道路)として活用したとも言われています。そんな古代から続く歴史のロマンに浸りながら上社がある秋葉山を目指します。
静かなたたずまいの下社から千古の大杉が鬱蒼と繁る上社へは、山の中を歩く表参道で2時間。車を使うとスーパー林道天竜線を登り約50分で到着します。
日の出前の一番暗い時間に上社に到着。もちろん一番乗りでしたが、遅めの初詣に訪れる参拝者の方が撮影準備をしていた時に来られたのには驚きました。なぜなら、この時マイナス8度。しかも風が吹いていて、涙も凍りそうなくらい激寒だったからです。
痛いくらいの寒さを頬に受けながら社務所からさらに上の本殿がある階段を登り、日の出前はまだシルエットでしか見えない“幸福の鳥居”をくぐると、山並みの向こうに目では正確に見えない水平線が薄く色づけられた墨絵の様に浮かび上がっています。その水平線の向こうには、古いトースターの電熱線がかろうじて熱を起こそうとしているかのような弱々しいオレンジ色の一本の線が佇んでいます。やがてオレンジ色の線は幅を増し、周りの紺碧の空間を焼き始めました。
午前6時。上社が闇の世界から浮上します。吹いていた風の音が太陽の光で聴こえなくなり、それまで暗くてはっきり見えなかった周りの景色が輪郭を明らかにし始めました。新しい一日が始まったのです。南を向いた本殿を背にして、太陽が左手の大杉の間から昇り始めました。階段を下りて後ろを振り向くと、金色に輝く大きな鳥居がさらに大きくなり、地球の中心がここにあるぞと言わんばかりに輝いていました。
‟すべてうまくいくぞ!“とスピリチュアルなエネルギーが身体の中まで飛び込んで来て、一瞬にして秋葉神社がこの地に建立された意味を知り、生まれ変わったような気持ちになりました。
秋葉神社の創建時期には諸説があるそうですが、上古より神体山・霊山として仰がれて来た秋葉山。社伝では和銅2年(709年)に初めて社殿が建立され、その伝承では山が鳴動し火が燃え上がったため、元明天皇より「あなたふと 秋葉の山にまし坐せる この日の本の 火防ぎの神」と御製を賜り、社殿を建立したと言われているそうです。また御祭神は、火之迦具土大神ヒノカグツチノオオミカミと呼ばれる、伊邪那岐・伊邪那美二柱の神の御子で、火の主宰神です。
マイナス8度の中、気が付くと太陽がいつものように明るい日差しを私たちに降り注いでくれていました。あっという間の太陽の誕生。秋葉神社の日の出は、太陽の存在の素晴らしさを改めて感じさせてくれた素敵なシーンでした!

秋葉山本宮秋葉神社
〒437-0693
静岡県浜松市天竜区春野町領家841
TEL.053-985-0111(上社)
TEL.053-985-0005(下社)

1.朝日に染まる金の鳥居 2.夜明けの参道3.夜明け前の幻想的な空4.幸福の鳥居全景5.山頂からの風景

素敵なシーンファイル#43

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「FANTASY」 Earth.Wind & Fire (1/25 オンエア)
“歌は世につれ、世は歌につれ”なんていう諺がありますが、要は、‟歌は世の成り行きにつれて変化し、世のありさまも歌の流行に影響される“ということです。しかし、最近はどうも歌が世の中に与えている影響は少ない様な気がします。それは、歌自体の置かれている環境の変化にあるのかもしれません。以前は、世の中でヒットしている音楽は誰もが口ずさめるくらいに広く知られていました。レコード大賞やNHK紅白に登場する歌手は、誰もが知っていましたし、皆が口ずさめる歌でした。しかし、最近はメディアの多様化により、TV、ラジオでオンエアーされても多くの世代に受け入れられるわけではありません。それどころか、YouTubeやスポティファイなどのストリーミング・サービスの出現によって既存のメディアのユーザーとの世代格差が生まれて、ヒットした音楽の正確な集計すら出来ていない状況があります。こういったことから音楽自体もそうですが、ユーザーの音楽ジャンルの分散化によって、楽曲パワーが失われている傾向にあるのではと感じています。
楽曲パワーが最高潮だった時代はいつなのか?これは数値で表すことは難しいですが、レコード売り上げ等の経済的な観点から見るとピークは1970年代の後半です。実は、この盛り上がりにはある映画の世界的な大ヒットがあります。70年代のアメリカ社会を舞台に、ディスコで踊ることでウサを晴らすトラボルタ演ずる青年が大人へ脱皮していくさまを描いた「サタデーナイト・フィーバー」(1977年)。週末ごとに行くディスコが舞台の映画は、世界各国にディスコを作らせました。そこで必要になったのが音源のレコードです。この映画のヒットによって、その後CDが登場する80年代まで音楽産業、そして楽曲パワーは勢いを増して行きます。
さて、今回選んだデザート・ミュージックは、アフリカ系アメリカ人によるファンクミュージック・バンド、E.W&F(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)の今から44年前の1977年にリリースされた通算7枚目のアルバム「All ‘N ALL (太陽神)」。モーリス・ホワイトとフィリップ・ベイリーのツイン・ヴォーカルが売りで、ファンキーなサウンドと重厚なホーンセクションが特徴で、映画「サタデーナイト・フィーバー」の世界的ヒットによりレコード売り上げが飛躍的となった背景もあり、このアルバムもディスコでの需要も含んで世界的に大ヒットしました。
秋葉神社の日の出を見た時に、物凄いパワーを感じて浮かんだ曲がこのアルバム「太陽神」の収録曲「ファンタジー」です。楽曲自体のパワーはもちろん、このアルバム・ジャケットのインパクトは絶大でした。幸福の鳥居に勝るとも劣らない豪華絢爛な輝き。このジャケット、アートワークは長岡秀星で、ピラミッド、神殿と宇宙というコンセプトが内容にぴったりきます。また、ラメセス王の像の台座のヒエログリフの中に風林火山の文字が隠されている当り、日本人イラストレターの巨匠とうなずける作品に仕上がっています。
アース(地)ウィンド(風)ファイアー(火)とネーミングされた総勢10人の大型バンドが放った「太陽神」は、僕、個人の中では、朝日に浮かんだ秋葉神社を歌った楽曲だったんだという錯覚が生まれるほどインスピレーションを掻き立ててくれました!故に今回のデザート・ミュージックはE.W&Fの「ファンタジー」です!

 
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